人によっては敬遠し、見方によってはとても魅力的な約30mに及ぶ専用道路を持つ旗竿敷地に建つ“大小の吹抜けと暮らす家”。家族が孤立するような生活はしたくないという要望があり、家族の一番滞在時間が長いLDKを建物のコアとして中央に配置し、LDKと大きな吹抜けを介してすべての部屋が繋がるよう計画しました。また、玄関に小さな吹抜け(余白)を配置したことで、室内からはアプローチを眺める事ができ、外部からは家族の気配を感じる事ができます。そんな、小さな吹抜けは長いアプローチと住宅を享受する役目も担っています。