2021.11.15 国際的に権威あるドイツのデザイン賞「German Design Award 2022」(ジャーマンデザインアワード2022)の「Category Architecture」(建築部門)において、当社代表が設計を手掛けましたオフィス建築「Cloth」が特別賞にあたる「Special Mention」を受賞いたしました。また、今回で同賞での入賞は3度目となりました。同賞は、ドイツのデザイン評議会の推薦を受けて初めて応募ができるという点が特徴で、ノミネート自体が名誉とされており、厳格な審査から「賞の中の賞」とも呼ばれています。今年度も世界中から作品が推薦され、その中から受賞作品が選定されました。今後も注文住宅を主体に、非住宅の中大規模建築にも積極的に取り組み、森林資源の循環による地球環境維持に貢献できるよう建築物の木造・木質化にも努めてまいります。 ― 受賞対象の紹介ブライダル事業やテーブルクロスの製造販売を行う企業の新本社計画です。披露宴会場のテーブル形状やテーブルクロスの柔らかさを建物や素材に引用しています。軽快さが感じられる浮遊した大きな円形の形態は、空や世界、未来に広がる可能性を示しています。同建築は過去に、国際的なデザイン賞のひとつであるイタリアの「A’ Design Award & Competition 2021」やイギリスの「BUILD Architecture Awards 2021」でも受賞しており、今回の受賞で国際的なデザイン賞を3冠獲得したことになります。建築実例はこちら ― German Design Award について同賞は、ドイツ連邦議会の後援により1953年に設立された The German Design Council が主催している権威ある国際的なデザイン賞です。世界各国のデザイン賞を受賞し、優れたデザインであると認められた作品の中から、The German Design Council の推薦を受けた作品のみが受賞候補となります。賞の構成は<Gold/Winner/Special Mention/Nominee>の4つからなり、ノミネートされた作品の中からより優れたデザインに<Gold(最優秀賞)/Winner (優秀賞)/Special Mention(特別賞)>が与えられます。 ― 関連情報■ 同賞公式サイトで「Cloth」を見る(外部リンク/独文・英文)■ 過去の受賞歴を見る