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住まいのコラム

家の設計で一番大切なこと

間取り・住まい方 | 2021.01.29

これから家づくりを始められる皆さまは「家を設計する際に一番大切なことは何か?」ということに、高い関心をお持ちかと思います。

皆さまが建築会社に対して「自分たちにぴったりないい家を建ててほしい」と思われるように、私たちも「オーナー様が幸せに暮らせるいい家を建てたい」と考えています。そして、「どのように設計すれば、いい家になるだろうか」と日々探求しています。それでは、いい家を設計するために大切なことは一体何でしょうか?

いい家を設計するために大切なこととは?

私たちがオーナー様と家づくりを進めていく中で、大切にしていることの一つが「オーナー様と設計士が同じ価値観を共有する」ことです。価値観を共有することで、オーナー様と設計士が同じ方向に向かって家づくりを進めていけるようになります。

オーナー様の要望をそのまま図面に反映するだけの人はただのご用聞きで設計士とは言えませんし、「設計士は要望通りに図面を描けばOK」という姿勢では価値観の共有は難しくなります。

そのため、「より良い家にするためにはどうすればいいか?」などを考えられる設計士に設計を依頼することが大切です。オーナー様との価値観の共有がとても上手な設計士はしっかりと考え抜いた上で設計している場合が多く、オーナー様にぴったりな家を設計してくれることでしょう。

価値観を共有する方法とは?

「設計士と価値観を共有する」というと難しく聞こえるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

しっかりと対話してくれる設計士であれば、あなたが何を重視していて、どんな価値観を持っているのかは、ご要望を伺う中で汲み取ってくれます。それは雑談中でも、ヒアリング中でも同じです。某設計士の場合は、オーナー様との会話で何度も出てくる言葉を特に重視していると言います。繰り返し出てくる言葉は、オーナー様の潜在意識の中で気になっていることだからです。

皆さまは「LDKでどのように過ごしたいか」など、叶えたい暮らしのイメージを設計士に話すことで、設計士はそのイメージに合った家を間取りという方法でかたちにしてくれます。もちろん「〇〇畳のLDKがほしい」などの具体的な数字で伝えることもできますが、暮らしのイメージを設計士に伝える方が最適な広さが分かってきます。さらにLDKだけではなく、家全体のバランスやコストなども踏まえた上での最適解を出せるようになります。

「この設計士と一緒に家を建てる」と決めた後は、その設計士を信用して設計を任せる。そんな家づくりができると一番いいですね。

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