施主様インタビュー | 2017.09.29 子どもたちがのびのびと走り回る、芝生の上を裸足で遊ぶ、中庭で家族とバーベキュー。思い描いていた暮らしを、家族を包み込む住まいとともに実現されたOさまに家づくりのお話をお聞きしました。 DATA ●建築場所/大阪府泉南郡●構造/木造軸組●規模/2階建て●竣工/2016年8月●分類/ARCHAUS● 敷地面積/314.51㎡[95.13坪]●建築面積/106.53㎡[32.22坪]●延床面積/178.57㎡[54.01坪] この住まいの実例写真を見る ー 当社をお知りになったきっかけをお聞かせください。 夫 実は家づくりを考え始めてからアドヴァンスさんに行き着くまで2年ほどかかりました。はじめは大手ハウスメーカーのなかで1社に絞り、順調に進めていたのですが、私たちのこだわりを出し始めたら話が平行線で前に進まなくなり、そのまま1年以上過ぎてしまったのです。 妻 私たちは敷地の特性を活かした提案を期待していたのですが、その会社は規格範囲の提案で、私たちの家づくりに向いていないと実感しました。そこから設計士が一つ一つデザインする注文住宅がいいのではないかと考え、いろいろな建築会社の見学会に参加するなかで、アドヴァンスさんに出会いました。 ●上部外観/建物で囲い込むように配置された中庭、残地には駐車場を計画し、三角形という敷地を余すことなく活用した設計士の提案にO様は大満足のようだ。道路面の開口部は最小限であるにも関わらず、周辺環境を計算し巧みに配置された開口部で明るい室内を実現している。「窓を開けていても外からの視線は気になりません」(夫)●上部中庭/周囲の視線が気にならず家族との時間を過ごすことができる中庭。「テラスとリビングがフラットになっているためリビングと庭が一体となって使うことができる、家族みんなのお気に入りスペースですね」(妻)●左/ご夫婦ともに夢であった広いリビングを実現。中庭に面した大開口の窓から日差しが差し込み、室内を明るく照らしている。「斜めに窓を計画していただいているので、風も抜けて、とても過ごしやすいです」(妻)●右/ダイニングキッチンを見る。キッチンの天井は黒のアクセントクロスでシックな雰囲気に。 ー 当社で家を建てると決めたきっかけをお聞かせください。 妻 初めて参加した見学会が大阪市の「本棚の家」でした。こちらの家に入った瞬間、「この会社で家を建てたいな」と感じたのを覚えています。 夫 私も「本棚の家」で気持ちが動かされました。 妻 その後、他社の見学会にも参加しましたが、その時も「本棚の家」が頭から離れず、気持ちがもうアドヴァンスさんに向いていると気が付きました。あと、「この人なら私たちの想いをきちんと聞いてくれる」と感じた担当の方に出会えたことも大きかったです。 ●左/LDKに向けて開口をつくったスタディスペース。設計者によって絶妙な高さに計画された開口が、LDKと柔らかな仕切りをつくっている。「ここで私が仕事をいる時、子どもたちが隣で絵を描いたりしています」(妻)●右/キッチンから見える景色。スタディスペース、ダイニング、中庭、リビングと家族の様子を見渡すことができる。 ー 見学会ではどのようなことを意識して参加されましたか? 妻 建築のことは素人なので、イメージをどう伝えればいいのか分からなかったのですが、アドヴァンスさんの実例の中から「こういう感じにしたい」と伝えるのが一番具体的に要望を伝えられるかなと思い、そういう点を探しながら見学していました。 ー 他社と当社の違いは何だと思われますか? 夫 アドヴァンスさんは見せ方が上手だと思います。素材の使い方や広く感じる空間のつくり方といったテクニックや工夫は、私たちが見てきた他社とは違うなと感じました。 ●左/当社の完成見学会に参加してヒントを得た和室。LDKから独立した空間であるため、応接スペースとしてだけでなく、ゲストの宿泊スペースとしても大活躍である。●右/2階の主寝室はダークトーンの天井によって落ち着いた雰囲気に。 ー 注文住宅の良さは何だと思いますか。 妻 固定された規格に暮らしを合わせていくのではなく、私たちの暮らしに即した提案をしていただけることです。例えば、収納ひとつにしても、私たちが最初検討していたハウスメーカーでは「これはできません」という回答が多かったのですが、アドヴァンスさんでは難しいことも「できない」という回答ではなく「そのままは難しいですが、こういう形ならできますよ」と提案していただけました。 ー 家づくりを考えている方に何かひとことをお願いします。 妻 ご家族で喧嘩したり、意見の食い違いもあるかもしれませんが、それも含めて家づくりを楽しんでください。 夫 建築会社の都合で契約を急かされるケースもあると聞きますが、アドヴァンスさんの場合は私たちのペースを見ながら進めてくれましたので、家づくりをじっくりと楽しむことができると思います。 ●左/広い玄関スペース。玄関ドアを開けると、Oさまのセンスが光るインテリアが出迎えてくれる。●左中/当社の完成見学会に参加してヒントを得た階段。ストリップ階段の間から柔らかい照明の光がこぼれる。●右中/ご主人の書斎。奥には専用の小さなバルコニーが。●右/奥様たっての希望で実現したユーティリティスペースは、家族用ウォークインクロゼットの役割も持っている。「洗濯する、干す、たたむ、仕舞う」といった一連の作業を一室で行えるため、家事時間削減に一役買っているそうだ。「共働きで片づけが常にできないこともあり、急な来客時などにパッとおける場所があると便利です」(妻)