施主様インタビュー | 2024.07.25 閑静な住宅地で佇む、道路側に窓が一切ない、ひと際目を惹くデザインの住まい。リビングの高窓からは空だけを眺めることができる、爽やかな開放感と心地良さを実現されたＯさまに家づくりのお話をお聞きしました。 DATA ●構造・規模／木造［金物工法］・地上2階 ●敷地面積／246.83㎡［74.6坪］ ●延床面積／153.91㎡［46.5坪］ ●本体価格／3000～4000万円 この住まいの実例写真を見る ー 当社で家を建てると決めたきっかけをお聞かせください。 妻 アドヴァンスさんに出会う前、さまざまな建築会社を訪問する度に、SNSで見つけた或るお住まいを理想の家として参考に挙げていました。ある時、そのお住まいを建てたのがアドヴァンスさんだと知りました。 夫 そろそろ建築会社を決めたいと思っていたタイミングでアドヴァンスさんと出会い、そして提案いただいた内容が他の建築会社に比べても秀逸で心が動かされました。パースのクオリティも高く、イメージしやすかったこともポイントでした。 ー 家づくりではご家族でどのようなことを話し合われましたか？ 妻 家づくりをはじめるにあたり、まずは自分たちで「どんな家が理想か」「今の家でどんな不満があるか」を書き出し、優先順位を決めました。 ー 家づくりではどのようなことを重視されましたか？ 夫 妻は主に２つ。中庭と家族が集まるスペースを広くし、心地いいリビングをつくることでした。私は外観にこだわりがありましたので、格好いいと思う外観を調べ、窓のないシンプルなファサードを意識しながら、納得いくまで設計士さんとデザインのやり取りを重ねました。 たっぷりの光を享受する、外観からは想像ができないほど開放感を満たしたLDK。外の視線を感じさせないよう、高さを計算した壁で囲んだ中庭によって、カーテンなしでもリラックスして過ごせる空間を生み出している ー おすすめしたい空間や建材などはありますか？ 夫 ダイニング横にある収納スペースです。 妻 充電器類や掃除機など生活感が出るものをすべてしまえるため、LDKがとてもスッキリします。このスペースに物を置いておけば、片付いたように見えるため、急な来客時にも重宝しています。他にもこの家と同じ北側接道の土地は、外観は窓のないシンプルなデザインで、室内は明るくしたいという方にはとてもおすすめです。土地価格も南側接道の土地より抑えることができます。 ー 実際に暮らしはじめて、こうすればよかったと感じるところはありますか？ 妻 住みはじめてから、吹き抜けは声が筒抜けになることを体感しました。リビングのテレビ上が寝室のため、最初の頃は就寝時にテレビの音が気になりました。ただ吹き抜けを採用したことには後悔はなく、総じて生活の質は上がりました。 明るい白を基調とした外観と少し毛色を変え、内部空間はグレーをアクセントに取り入れてシックな装いに。テレビ背面に施したソリドは、一枚一枚表情が違う自然な風合いが魅力で、間接照明と相まって雰囲気を高めている ー 入居後、ライフスタイルに変化はありましたか？ 妻 共働きのため、帰宅後、いかに家事をラクにこなせるかを家づくりの際に考えました。そのため、今までは家事に費やしていた時間を家族と触れ合う時間にシフトできています。ガス衣類乾燥機と食洗機は採用して正解でした。 ー 家づくりを考えている方に何かひとことお願いします。 妻 譲れない部分や妥協できる点など、自分たちのやりたいことと予算の兼ね合いを相談することが一番大事だと思います。 夫 私の場合は、譲れない部分は外観、妥協できる点は趣味室の広さでした。趣味室は小さくなりましたが、その分浮いた予算を使って、満足のいくファサードを実現できたので、後悔のない家づくりになりました。 ダイニングキッチンは見せる収納と隠す収納のバランスを意識し、キッチン背面はカウンターキャビネットを採用。家電類はデザイン性の高いものを選定することで、インテリアに馴染ませている。冷蔵庫はキッチン右手のパントリーに隠し、生活感を払拭。「家全体を見渡すことができるキッチンが一番落ち着く空間です」(妻)